『ABARA』作品概要
弐瓶勉によるダークSF漫画『ABARA』は、全2巻で完結する密度の濃い物語。『BLAME!』『シドニアの騎士』で知られる作者ならではの圧倒的な世界観と、息つく暇もないバトル展開が凝縮されている。完結済みのため、短時間で一気読みできる点も魅力だ。
あらすじ
巨大な廟がそびえる世界。人間の目では捉えられない速度で人を喰らう「白奇居子(しろきょいこ)」が出現する。養殖場従業員の駆動電次は、自らも「黒奇居子」に変身する能力を持ち、この怪異に立ち向かう。かつて検眼寮に所属していた彼は、自身が黒奇居子にされたことで組織と敵対。偽名で潜伏中に事件に巻き込まれ、廟や第四紀連の秘密、そして妹や車椅子の少女との因縁が複雑に絡み合う。
見どころ
1. 圧倒的なスピード感とバトル描写 白奇居子との戦闘は人間の目には映らない速度で展開され、黒奇居子の能力がもたらす壮絶なアクションは本作の最大の魅力。ページをめくる手が止まらない。
2. 緻密な世界観と謎解き 廟、第四紀連、異相の書など、張り巡らされた伏線が全2巻で美しく回収される。物語を読み終えた後、再読したくなる重厚な設計だ。
3. 短編「DIGIMORTAL」同時収録 同世界観を舞台にした短編も収録。本編をより深く楽しめるお得感がある。
おすすめポイント
- 弐瓶勉ファンはもちろん、ダークSFやハードな世界観を好む読者に最適。
- 短編も含めて2巻完結のため、気軽に手に取りやすい。
- 新装版が刊行中で、書店や通販で入手しやすいのも嬉しい。
謎が謎を呼ぶ展開と、際立つビジュアルセンス。一気読み必至の本作を、ぜひ手に取ってみてほしい。