電波系ギャグの隠れた名作『悪魔事典』とは?全6巻完結のハイテンションラブコメ
『悪魔事典』は、巣山真也先生によるスクウェア・エニックス発行のハイテンションギャグ漫画です。「電波系ヒロイン×貧乏高校生」という強烈な組み合わせから生まれる、常識が一切通用しないドタバタ劇が特徴。全6巻ですっきりと完結しており、その疾走感とカオスな笑いは今なお色褪せない、知る人ぞ知る良作です。
貧乏学生×悪魔の少女!あらすじとカオスな日常
家賃1万円という破格のボロ屋敷に引っ越してきた貧乏高校生・黛ヒロユキ。しかし、そこには先客として悪魔の少女・ミルキィが住み着いていました。ひょんなことから彼女の下僕契約を結ばされてしまったヒロユキの平穏な一人暮らしは、その瞬間から崩壊します。
ワガママで話の通じないミルキィに加え、彼女を追って天使や別の悪魔、さらには奇妙な能力を持った人間たちまで集結。常識人であるヒロユキの必死のツッコミも虚しく、理不尽で賑やかなトラブルが連鎖していく、ノンストップ・ハイテンションラブコメディです。
なぜ『悪魔事典』は笑えるのか?3つの魅力
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全員ボケ倒し!常識人不在のハイテンション・ギャグ 本作の登場人物は、主人公のヒロユキ以外、ほぼ全員がボケ担当と言っても過言ではありません。息つく暇もなく繰り出されるシュールで理不尽な行動の数々と、それに追いつかないほどの勢いで繰り出されるツッコミの応酬は、読むだけでカロリーを消費するほどの熱量を持っています。
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話の通じないヒロインたちの強烈な個性 ヒロインのミルキィをはじめ、登場する美少女たちは一様に「話が通じない」強烈な個性の持ち主ばかりです。脈絡のない言動や予想の斜め上を行く展開を引き起こす「電波系」なキャラクターたちは、理不尽でありながらもどこか憎めない愛嬌があり、読者を不思議な世界観へと引き込みます。
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全6巻で駆け抜ける疾走感 全6巻というコンパクトな構成だからこそ、中だるみすることなく、最後までテンションを維持したまま駆け抜けます。ギャグ漫画特有の単発的な笑いだけでなく、物語としての着地点まで一気に読ませる構成力があり、読後感も爽快です。
こんな人におすすめ!2000年代ガンガン系のノリを求めている方へ
- 2000年代の「ガンガン系」ハイテンションギャグが好きな人 『ジャングルはいつもハレのちグゥ』や『南国少年パプワくん』などに代表される、当時のスクウェア・エニックス系ギャグ漫画独特の、あのハイテンションでカオスな空気が好きな方にはたまらない一作です。
- 理不尽な展開やカオスなコメディを楽しめる人 細かい整合性よりも、「勢い」と「笑い」を重視する方に最適です。予測不能な展開に振り回される心地よさと、理不尽な状況に対するキレのあるツッコミを楽しみたい方におすすめです。
- 短編で完結している勢いのあるラブコメを探している人 「長編を読む時間はないけれど、密度の濃い作品を読みたい」という方に。全6巻できれいに完結しているため、消化不良になることなく、物語の最後まで気持ちよく読み切ることができます。