伝説のシールブームを牽引!漫画版『ビックリマン』とは?
80年代に社会現象となり、多くの子供たちを魅了した「悪魔VS天使シール」。その壮大な世界観を、コロコロコミックでおなじみのギャグ作家・竹村よしひこが大胆に漫画化したのが本作です。全7巻で完結するこの作品は、単なるコミカライズの枠を超え、独自のギャグセンスで構築されたもう一つの「ビックリマン」ワールドとして確立されています。2023年には完全新作アニメ『ビックリメン』が放送されるなど、40周年を迎えてなお進化し続けるコンテンツの原点を、漫画という形式で改めて楽しめる一作です。
あらすじ:威厳ゼロのスーパーゼウスが大暴れする天聖界
物語の舞台は、天使たちが住む平和な世界「天聖界」。その頂点に君臨する最高神スーパーゼウスといえば、本来は威厳あふれる全知全能の神ですが、竹村版では驚くべき姿で描かれます。超絶的な「スケベジジイ」というキャラクター付けがなされ、第1話からボケ倒して周囲を翻弄します。
そんなゼウスに振り回されるヤマト王子や聖フェニックスといった若き天使たち。彼らは次界を目指す旅の中で、天魔界の悪魔たちと対峙することになります。その戦いはシリアスなバトルというよりも、ボケとツッコミが飛び交うドタバタ劇の様相を呈します。シールの裏書きにある神話設定をベースにしつつも、予想の斜め上を行くシュールな展開は、読み進めるごとに癖になる面白さがあります。
竹村版『ビックリマン』が愛され続ける3つの理由
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設定崩壊も辞さない「竹村イズム」 本作の大きな特徴は、神聖なキャラクターたちを容赦なくギャグ要員に変えてしまう竹村よしひこ氏の作家性にあります。「神様になんてことを!」と思わず言いたくなるほど、キャラクターがいきいきと、そしてコミカルに動き回ります。当時のコロコロコミック特有の勢いとカオスなユーモアは、現在読んでも色褪せないインパクトを持っています。
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伝説のヘッドたちが続々登場 スーパーゼウスだけでなく、ヘッドロココやサタンマリア、ヘラクライストといった、かつて子供たちが追い求めた「ヘッド(キラシール)」たちが次々と登場します。シールという静止画ではわからなかった彼らの性格や関係性が、漫画版ならではの独自解釈で描かれており、ファンにとっては「答え合わせ」のような楽しさも味わえます。
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40周年で再注目されるコンテンツ力 近年、アニメ『ビックリメン』の放送や様々な復刻企画により、ビックリマン人気が再燃しています。現代的な解釈に触れた後でこの「昭和の原点」に戻ることで、コンテンツの懐の深さをより強く感じられるはずです。80年代ノスタルジーの象徴としてだけでなく、世代を超えて楽しめるエンターテインメントとしての魅力があります。
本作はこのような方におすすめ
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80年代にシール集めに熱中した方 懐かしいキャラクターたちの活躍を、大人の視点で笑いながら振り返りたい方に最適です。当時の記憶が、心地よいノスタルジーとともに蘇ります。
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アニメ『ビックリメン』から興味を持った方 スタイリッシュな令和のアニメ版とは一味違う、昭和の泥臭くもパワフルなエネルギーに触れてみたい方におすすめです。元ネタを知ることで、最新作の小ネタやオマージュをより深く理解できるようになります。
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コロコロコミックの王道ギャグが好きな方 理屈抜きの勢いとテンションで押し切る、往年のコロコロギャグが好きな方なら十分に楽しめます。全7巻というコンパクトな構成も、週末の読書にぴったりです。