『ぼくのわたしの勇者学』とは
『斉木楠雄のΨ難』で知られる麻生周一が、連載デビューから間もない時期に描いた初期ギャグ漫画。集英社から全6巻で完結しており、コンパクトなボリュームで一気読みしやすい。教師でありながら自称・勇者という破天荒な設定の主人公が、学園を舞台に繰り広げる不条理ギャグは、読者の予想を巧みに裏切る。完結済みで気軽に読み切れる点が本作の大きな魅力である。
鋼野剣が挑む「勇者教師」の物語 – あらすじ
私立ホーリーランス学園に新任教師として赴任した鋼野剣。彼は自分を「勇者」と信じて疑わない風変わりな男だが、実態は学力が壊滅的に低く、強者に媚びへつらい弱者をいじめるダメ教師である。それでも勇者を侮辱されると本気で怒り出すギャップを秘めている。鋼野はクラスの生徒・河野盾をやけに気に入り、毎日のように迷惑をかけ続ける。やがてゲーム研究部との対立をきっかけに自ら「勇者部」を設立。盾や個性的な部員たちとともに、ゲームや冒険に学園生活をめちゃくちゃにしていく。
『ぼくわた』が面白い3つの理由
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痛快なギャグの連続: 鋼野剣の奇抜な行動と、ツッコミ役である盾との絶妙な掛け合いが最大の見どころ。不条理ギャグが次々と繰り出され、ページをめくる手が止まらなくなるテンポ感は麻生周一作品の真骨頂である。
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個性豊かなキャラクター軍団: 鋼野と盾のほかにも、まさゆき、火野木、杖、小野などクセの強い面々が勢揃い。それぞれの言動が笑いのネタに変換され、何度読み返しても新たな発見がある。
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『斉木楠雄のΨ難』の原点がここに: 麻生周一の笑いのセンスはこの初期作品からすでに炸裂している。後の大ヒット作で見られる自由奔放な発想や勢いあふれるギャグのルーツを、本作で存分に感じ取れる。斉木ファンなら思わずニヤリとするだろう。
こんな人に読んでほしい
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『斉木楠雄のΨ難』が好きな人: 麻生周一の笑いのセンスを最も純粋な形で味わえる作品。キャラクターの共通点を探す楽しみもある。原点の一作として外せない。
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不条理ギャグ漫画が好きな人: 「教師が勇者を自称する」という常識を無視した設定自体が不条理ギャグの様式美。ツッコミの隙すら与えない怒涛のギャグ連打は、不条理ギャグ好きにはたまらない。
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完結済みの短めの作品を探している人: 全6巻というコンパクトなボリュームでストーリーが完結している。電子書籍で全巻揃えやすく、キャンペーンを利用すればお得に読める。