『ドラQパーマン』とは? 幻の3大ヒーロー共演作が読める
ドラえもん、オバケのQ太郎、そしてパーマン。日本を代表する人気キャラクターたちが一堂に会するクロスオーバー作品、それが『ドラQパーマン』です。1980年のテレビ特番に合わせて描かれたこの読切漫画は、長らく単行本未収録の状態が続き、ファンの間では「幻の作品」として知られてきました。現在は『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん』20巻に収録されており、その貴重な共演エピソードを誰でも楽しむことができます。
あらすじ:相棒たちが一斉に家出!? 史上最大のドタバタ劇
物語の発端は、のび太(ドラえもん)、正太(オバQ)、ミツ夫(パーマン)という3人の主人公たちの「怠け癖」でした。いつも世話を焼いてくれる相棒たちに甘えきった彼らの態度に、ついにドラえもん、Q太郎、パーマン1号の堪忍袋の緒が切れてしまいます。
「もう君たちの面倒は見きれない!」と結託した3大ヒーローは、なんと一斉に家出を決行。人里離れた山奥で、自分たちだけの悠々自適なキャンプ生活を始めてしまいます。慌てたのび太たちは反省し、彼らを連れ戻そうと試みますが、そこにはタイムマシンをも巻き込んだ予想外の展開が待ち受けていました。作品の垣根を超えた、ハチャメチャなお祭り騒ぎが繰り広げられます。
『ドラQパーマン』を読むべき3つの理由
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【長年の封印がついに解禁】 本作は雑誌掲載後、長きにわたっててんとう虫コミックスなどの一般的な単行本に収録されることがありませんでした。そのため、かつては国立国会図書館や古書市場でしか読むことができない「幻の作品」とされていました。現在は『藤子・F・不二雄大全集』で手軽に読むことができ、その歴史的価値に容易に触れることができます。
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【設定が交錯する夢の共演】 ドラえもんのひみつ道具、Q太郎のドロンパなどのオバケ仲間、パーマンセットなどの設定がひとつの世界で交錯する面白さは、本作ならではの醍醐味です。作品の枠を超えてキャラクターたちが会話を交わし、時には喧嘩し、時には協力する様子は、まさにオールスター作品ならではの華やかさです。
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【藤子・F・不二雄×しのだひでおの異色タッグ】 制作体制も非常にユニークです。ネーム(漫画の構成)は藤子・F・不二雄本人が担当していますが、作画を担当したのは「コロコロコミック」等で活躍し、藤子作品の代筆も多く手がけた愛弟子・しのだひでお氏。藤子イズムを継承しつつも独特の勢いがある筆致で描かれており、資料的な価値も非常に高いコラボレーション作品となっています。
こんな人におすすめ
- 藤子・F・不二雄ファン: 全集でしか読めないレア作品であり、藤子ワールドをより深く知りたい方には必読の資料です。
- 昭和アニメ・漫画の空気を楽しみたい方: 1980年当時の特番のお祭り感や、当時のコロコロコミックが持っていた熱気や勢いを体験できます。
- クロスオーバー作品が好きな方: 異なる作品のヒーローたちが共演する特別感や、設定が混ざり合う化学反応を楽しみたい方におすすめです。