『ドラゴン騎士団』とは? 90年代ハイファンタジーの名作を完結まで一気読み
『ドラゴン騎士団』は、押上美猫によって描かれた90年代を代表するハイ・ファンタジー作品です。かつて紙の単行本では全26巻という長編でしたが、現在の電子書籍版は文庫版をベースとした再編集版となっており、全13巻(「無印」+「異界篇」)で完結まで楽しめます。
剣と魔法、個性的な仲間たち、そして世界の根幹に関わる壮大な謎解き。往年のファンタジーファンから高く評価される緻密な構成は、完結した今だからこそ、その真価を味わえる作品です。
あらすじ:3人の竜騎士が挑む「世界の謎」
かつて竜帝が統治していた西の大陸。人々は魔王ナディルの脅威に晒されていました。そんな世界を救うべく立ち上がったのが、竜帝に仕える3人の「竜騎士」たちです。
魔物退治が何よりも好きな熱血漢・ラス、生真面目で使命感に燃えるルーン、そして元盗賊で金に目がないお調子者のザッツ。性格も目的もバラバラな3人が、喧嘩を繰り返しながらも旅を続けます。物語は冒頭から「魔王ナディルの討伐」というクライマックスを思わせる展開で幕を開けますが、それは単なるプロローグに過ぎません。そこから世界の命運を揺るがす、予測不能な真実への扉が開かれます。
ここが面白い! 読者を惹きつける3つの魅力
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「敵を倒して終了」ではない予測不能な展開 王道ファンタジーの様式を踏まえつつ、読者の予想を裏切るストーリー構成が本作の特徴です。第1話から提示される目的の裏に隠された真実や、敵味方が複雑に絡み合う人間ドラマが展開されます。
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再読したくなる「伏線回収」 旅の道中に何気なく散りばめられたセリフやアイテムが、終盤に向けて繋がり、一つの巨大な絵を描き出します。「あの時のあれは、こういうことだったのか」という発見があり、完結まで読んだ後にもう一度最初から読み返したくなる構成になっています。
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電子版ならコンパクトに完結まで読める かつては全26巻という長編でしたが、現在の電子書籍版は文庫版の構成を踏襲しており、計13冊で完結します。重厚な世界観を楽しみつつも、冊数としてはコンパクトにまとまっているため、長編作品に躊躇していた方でも手に取りやすくなっています。
読む順番と電子書籍版の注意点
電子書籍サイトによっては、物語の前半と後半でタイトルが分かれている場合があります。物語を正しい順序で楽しむためには、以下の順序で読み進めてください。
- 『ドラゴン騎士団』(全6巻)
- 『ドラゴン騎士団 異界篇』(全7巻)
まずは「無印」と呼ばれる最初のシリーズを読み、その後に続編となる「異界篇」へと進むのが正しいルートです。購入の際はタイトルをご確認ください。
『ドラゴン騎士団』はこんな人におすすめ
- 往年のファンタジー作品が好きな人 『スレイヤーズ』や『魔法陣グルグル』のような、90年代特有のコミカルさとシリアスさが同居した冒険活劇を求めている人に適しています。
- 世界の謎を解き明かすRPGが好きな人 単なるバトルだけでなく、仲間との絆や、世界を救うための壮大な謎解きを楽しみたい人におすすめです。まるで一本の長編RPGをクリアしたかのような読後感を味わえます。