『神さまのつくりかた。』とは?神話と現代兵器が交錯するアクションファンタジー
『神さまのつくりかた。』は、高田慎一郎先生によるアクションファンタジー漫画です。1990年代から2000年代にかけて「月刊Gファンタジー」等で連載され、当時の読者から根強い支持を得た作品です。
物語は全14巻できれいに完結しており、現在はゴマブックスより新装版が刊行されています。日本神話の呪術的要素と、自衛隊や米軍といった現代の軍事力が衝突する独自の世界観は、今読み返しても新鮮な魅力を放っています。
あらすじ:戦う巫女が「男」見たさに脱走!?
物語の主人公は、女ばかりの社・一神殿で、荒ぶる神・遊風稜(ゆふりょう)を倒すための「戦神子(いくさみこ)」として育てられた少女、小春です。彼女は15歳になったある日、「男という生き物が見てみたい」という年頃特有の、しかし彼女にとっては重大な動機で、厳重に守られた社から脱走してしまいます。
外界へ飛び出した小春が出会ったのは、硬派な剣道少年・弥十郎でした。この運命的なボーイミーツガールから始まった物語は、当初のドタバタなカルチャーギャップコメディから、次第に世界の命運を懸けた壮大な戦いへと加速していきます。神を巡る因縁を持つ阿曇一族との激闘、さらに事態を重く見た自衛隊や米軍までもが介入し、戦いの規模は個人の枠を超えて拡大していきます。
本作が評価され続ける3つの理由
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「神話×現代兵器」のロマン 本作の大きな特徴は、超常的な力を持つ「神」や能力者に対し、人類が自衛隊や米軍といった現代の軍事力で対抗しようとする構図です。神話的なファンタジー要素と、戦車や戦闘機などのリアルなミリタリー描写が融合したバトルシーンは、独特の緊迫感とロマンに満ちています。
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じれったい恋模様 戦闘能力は最強クラスでありながら、一般常識や恋には疎い小春と、そんな彼女を不器用ながらも守ろうとする弥十郎の関係性も見逃せません。過酷な運命に翻弄されながら育まれる二人の絆と、甘酸っぱくもじれったい恋の行方は、物語の大きな求心力となっています。
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新装版ならではの特典と読後感 現在入手しやすい新装版には、ファンに嬉しい「カバー裏まんが」も収録されています。完結済みの作品であるため、伏線回収からエンディングまで待つことなく一気に読破できる満足感も大きな魅力です。
このような方におすすめ
- 90年代〜00年代のスクウェア系ファンタジーの雰囲気が好きな方 独特の熱量と少し影のある世界観など、当時の「ガンガン・Gファンタジー」作品が持つ空気が好きな方には、特におすすめできる作品です。
- 和風ファンタジーとミリタリーアクションの融合を楽しみたい方 呪術や神剣といった和風要素と、近代兵器が入り乱れる展開は、このジャンルならではの興奮を味わえます。
- 完結済みの良作を一気読みしたい方 物語がしっかりと完結しており、読後の満足度が高い長編作品を探している方に最適です。