「アメリカなんて大きらい!」作品概要
あらすじ
カメラマンを志す橘光がアメリカ旅行中に行方不明に。恋人の緒方舞子は退職し、アパートを引き払って単身アメリカへ渡る。光が最後に連絡を取ったのは2001年9月11日――同時多発テロの当日だった。舞子は光の父親・譲治とともに、光が残した写真と日記を手がかりに、ニューヨークから東海岸各地へ足跡を追う。その旅で出会う人々の事情が、アメリカ社会の断面を浮き彫りにしていく。
作品の魅力
9.11テロを軸にした緊迫感あふれるプロット
歴史的事件を背景に、行方不明者を探すサスペンスが描かれる。テロ直後のアメリカが抱える不安と緊張が、物語全体にリアルな空気感をもたらす。
カメラや写真を通して描かれる人間ドラマ
光が遺した写真には、失踪の鍵を握る何かが写っているかもしれない。視覚的な手がかりを追うミステリー要素が、読者の興味を引きつける。
行動力あふれるヒロインの成長
空手を習う舞子は、危険を顧みず自ら行動する。恋人の行方を追うなかで、彼女自身も精神的に成長していく姿が共感を呼ぶ。
こんな人におすすめ
- 社会派漫画に興味がある
- アメリカの現実社会(銃社会、人種差別、貧富の格差)をテーマにした作品を読みたい
- 短編ながら重いテーマを一気に味わいたい
作品情報
- 作者:高梨みどり
- 出版社:講談社
- 刊行状況:完結(全2巻)
- 電子版:試し読み可能