『イースI・II』とは? 羽衣翔が描く伝説のコミカライズ全7巻
日本のアクションRPG史に名を刻む『イース』シリーズ。その原点である『I』と『II』を、漫画家・羽衣翔が独自の解釈で描き切ったのが本作です。単なるゲームのコミカライズという枠を超え、一つの独立したファンタジー作品として昇華されており、全7巻で完結しています。原作ゲームファンはもちろん、重厚なハイファンタジーを求める読者からも高く評価されている一作です。
あらすじ:冒険家アドルと少女フィーナの出会いから始まる「イース」の謎
赤毛の冒険家アドル・クリスティンは、嵐の結界に閉ざされた呪われた島「エステリア」を目指し、小舟で海を渡ります。激しい嵐に巻き込まれ、島の海岸へと打ち上げられた彼が出会ったのは、記憶を失った謎の少女・フィーナでした。
彼女との出会いをきっかけに、アドルは失われた古代王国「イース」の謎に迫ることになります。島を支配する魔物たち、そして世界の命運を握る6冊の「イースの本」。伝説の冒険家アドルの最初の、そして最大の冒険が幕を開けます。
ここが凄い!漫画版『イースI・II』独自の3つの魅力
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「画のエネルギー」に圧倒される 本作最大の特徴は、製図ペンである「ロットリング」を駆使して描かれた、極めて緻密で力強いビジュアルです。画面から溢れ出るような書き込みからは、キャラクターの感情やバトルの緊迫感がダイレクトに伝わってきます。独特の陰影と重厚感は、読む者を引き込むエネルギーに満ちています。
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原作ファンも驚く独自解釈 ゲームのストーリーラインをベースにしつつも、羽衣翔による大胆なアレンジと独自の解釈が随所に盛り込まれています。原作ゲームを知り尽くしたファンであっても、「こう来たか」と唸らされる新鮮な展開が待っており、単なるノベライズ的な追体験とは一線を画すドラマ性が魅力です。
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骨太なファンタジー冒険活劇 アクションRPGの金字塔である原作の世界観を大切にしながら、漫画ならではの表現で「冒険」の過酷さと高揚感を描いています。古代王国の謎を追うミステリー要素と、手に汗握るアクションシーンが融合し、読み応えのある骨太なファンタジー作品として完成されています。
こんな人におすすめ!名作RPGのコミカライズ『イースI・II』
- 往年の『イース』シリーズファン:原作ゲームとは異なるアプローチで描かれる「もう一つのイース」として、新鮮な驚きと共に楽しむことができます。
- 90年代の熱いファンタジー漫画が好き:昨今の作品とは一味違う、濃密な画風と熱い展開を求めている方に、本作の持つ独特の熱気は強く響くはずです。
- 名作を一気に追体験したい人:全7巻という手に取りやすいボリュームで、壮大な「イース」の物語が完結まで描かれているため、休日の読書にも最適です。