累計3500万部突破!『イタズラなKiss』がアジア中で愛され続ける理由
『イタズラなKiss』(多田かおる/集英社)は、累計発行部数3500万部を突破し、日本のみならず台湾、韓国、タイなどアジア各国で映像化された少女漫画の金字塔です。作者の急逝により未完となりましたが、冷徹な天才とドジなヒロインが繰り広げる王道ラブコメディは、今なお色褪せることなく多くの読者の心を掴み続けています。
あらすじ:IQ200の天才・入江直樹との同居生活!?
高校3年生の相原琴子は、入学式で一目惚れして以来想い続けていたIQ200の天才・入江直樹に告白を決意します。しかし、結果は「頭の悪い女は嫌い」という冷酷な言葉での玉砕。失意の琴子をさらなる不幸が襲います。なんと新築の自宅が地震で倒壊してしまったのです。
住む家を失った琴子と父は、父の親友の家に居候することになりますが、そこはなんと自分を振ったばかりの直樹の家でした。天才でイケメンだけど性格は最悪な直樹と、一つ屋根の下での同居生活。どんなに冷たくあしらわれても、持ち前のポジティブさと根性で直樹を想い続ける琴子の恋の行方は……?
『イタズラなKiss』が何度読み返しても面白い3つの魅力
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元祖「ツンデレ王子×ドジっ子」!直樹の変化に胸キュン 本作の最大の魅力は、少女漫画の王道とも言えるキャラクター設定です。何をしても完璧だが感情を見せない「氷の王子」直樹が、琴子の予測不能な行動とひたむきな愛情に振り回され、次第に心を溶かしていく過程は必見です。普段が冷徹なだけに、ふとした瞬間に見せる優しさや嫉妬、そして琴子だけに見せる表情のギャップは、多くの読者を惹きつけてやみません。
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結婚はゴールじゃない!プロポーズから子育てまで描く「人生」の物語 多くの少女漫画が「結ばれてハッピーエンド」を迎える中、本作は高校時代の片思いから大学生活、そして結婚後の生活までを丁寧に描いています。医師を目指す直樹と、彼を支えるために看護師を目指す琴子。二人が社会人として成長し、夫婦として絆を深めていく姿は、単なる恋愛漫画の枠を超えた「人生の物語」として、深い感動を与えてくれます。
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原作は未完だが…アニメ版で補完される「本当のラスト」 原作者・多田かおる先生の突然の逝去により、原作コミックスは物語の幸せな展開の途中で未完のまま幕を閉じています。しかし、その後のアニメ化(2008年)に際しては、先生が遺した構想ノートを基に制作され、原作で描かれるはずだった「本当の結末」までが映像化されました。原作の勢いと面白さを堪能し、その先をアニメで見届けることで、物語は真の完結を迎えます。
ドラマ版ファンも必見!『イタズラなKiss』はこんな人におすすめ
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アジア各国のドラマ版(日本・台湾・韓国など)を観てハマった人 各国のドラマ版で本作を知った方にも、原作はぜひ読んでいただきたい原点です。ドラマでは描ききれなかった細かいエピソードや、原作ならではの空気感を楽しむことで、作品への理解と愛着がさらに深まります。
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王道の胸キュンラブコメを摂取したい全世代の女性 琴子の底抜けに明るい「愛するパワー」は、読むだけで元気をもらえます。嫌なことがあった時や、純粋に物語の世界に浸りたい時、この王道ラブコメディは心強い味方となるでしょう。
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未完の名作を「完結」まで見届けたい人 「未完」であることを理由に手に取るのを躊躇しているなら、それは非常にもったいないことです。電子書籍で原作を楽しみ、その先の展開をアニメで補完するという楽しみ方は、メディアミックス展開が豊富な本作ならではの贅沢な体験と言えます。