『いつだってMyサンタ!』とは?赤松健が描くクリスマスの名作読み切り
『ラブひな』や『魔法先生ネギま!』で知られるラブコメの巨匠・赤松健先生の原点とも言える読み切り作品です。全1話という短さながら、その完成度の高さから2005年にはOVA化も果たしました。クリスマスシーズンになると読み返したくなる、笑って泣ける王道のラブコメディです。
あらすじ:クリスマス嫌いの「参太」と見習いサンタ「マイ」の奇跡
12月24日生まれで名前が「参太(サンタ)」というだけで、幼い頃からからかわれ続けてきた高校生・参太。両親も不在で孤独な彼は、世間が浮かれるクリスマスを心底憎んでいました。
そんな彼の前に突如現れたのは、サンタクロース見習いの少女・マイ。「不幸な人を幸せにする」という使命を帯びた彼女は、参太を幸せにするために強引につきまといます。マイが巻き起こす騒動に巻き込まれながらも、参太は少しずつ「誰かと過ごすクリスマスの温かさ」を知っていくことになります。
ここが面白い!読み切りに凝縮された3つの魅力
- 巨匠・赤松健の構成力 たった約40ページという限られた中に、ラブコメの楽しさ、キャラクターの可愛さ、そしてホロリとくる感動が見事に凝縮されています。長編連載を読んだかのような充実感と満足感が味わえる、構成の巧みさは必見です。
- ヒロイン・マイの「変身」 普段は無邪気で可愛らしい少女の姿ですが、魔法の力を使うと大人びたグラマラスな美女へと変身します。性格も「俺っ娘」へと変化するギャップは強烈で、一つの作品で二度おいしいヒロインの魅力が詰まっています。
- 王道のハッピーエンド 孤独だった少年が救われる物語は、まさにクリスマスの奇跡。読後感が非常に良く、心が洗われるような温かい気持ちになれるため、クリスマスの時期に読む定番作品として愛されています。
こんな人におすすめ
- 赤松健ファン 『ラブひな』などのヒット作に通じる、ドタバタとしっとりした感動が同居する「赤松節」の原点を堪能したい方に最適です。
- 完結作を探している人 「長編を読む時間はないけれど、物語の結末まですっきり楽しみたい」という方に。全1話で完結するため、隙間時間にサクッと読めて確かな満足感が得られます。
- 懐かしいノリが好きな人 90年代後半から00年代初頭にかけての、少しレトロでエネルギーに満ちたラブコメの雰囲気が好きな方には、たまらない一冊となるでしょう。