『ももえサイズ』とは?常識破りのタイトル変化と完結済みブラックコメディの特徴
作者・結城心一が描く、16歳女子高生が悪魔のカマで存在を肩代わりし続ける奇想天外な物語。全6巻(完結済み)で、電子書籍各社から配信中。「死神ももえ」から始まり、肩書が増えるたびにタイトルが変わるギミックが最大の特徴。シュールな笑いと予測不能な展開が詰まった、一気読みしたくなる作品として、2000年代後半のギャグ漫画ファンの間で根強い人気を誇る。一見ポップな絵柄とは裏腹に、存在抹消や自我の分裂といったブラックユーモアが描かれる、異色のコメディ漫画だ。
死神風紀番長から始まる、ももえの肩代わり人生
16歳の誕生日、女子高生・死神ももえは自宅の蔵に封印されていた「悪魔の体」をうっかり解き放ってしまう。そのまま悪魔の体に取り込まれたももえは、持っていたカマで何かを斬ると、その存在を「肩代わり」するという厄介な能力を手に入れる。第1話で早速、学校の番長を斬った結果、彼女は「死神風紀番長」に。以降、斬った対象の肩書を引き継ぎながら、高校・小学校・中学校と次々と渡り歩く破天荒な日々が始まる。
中盤では、別人格「ももえサン」が突如主役に交代。作中のタイトルも「ももえサイズ」「ももえさま」「ももえさん」など、毎回最終回を迎えるたびに変わり、カオスは加速する。やがて悪魔の体が自我を持ち「死神王」として覚醒、ももえとの最終決戦へと突入していく。
なぜ『ももえサイズ』は中毒性が高いのか?3つの魅力
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タイトルがどんどん長くなるギミック: 第1巻タイトル「ももえサイズ」から始まり、巻を追うごとに「死神風紀番長ももえサイズ」「死神小学校ももえサイズ」と肩書が連なり、最終巻ではとんでもない長さに。SNSで「タイトル一覧」が定期的に話題になるほど、視覚的なインパクトが強い。全巻並べた時の圧巻の光景は、コレクション心をくすぐる。
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無邪気で残酷なももえと、天然でおしとやかな「ももえサン」の対比: 同じキャラクターでありながら、主人公が途中で交代する実験的構成。無邪気で無自覚に他人を不幸にしてしまうももえと、優しくてどこか空気の読めないももえサン。この二面性が、読者の感情を揺さぶり、作品への愛着を深める。
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ブラックユーモアと電波系ギャグが炸裂: 存在の肩代わりという設定を活かした、ブラックコメディの連続。『さよなら絶望先生』のような社会風刺や、『ひぐらしのなく頃に』のような陰湿な雰囲気が好きな読者ほどハマる、一筋縄ではいかないストーリー展開。完結済みだからこそ、怒涛のカオスを最初から最後まで一気に体感できる。
こんな人におすすめ!完結済み『ももえサイズ』を読むべき理由
- シュールなギャグ漫画が好きな人: 常識にとらわれない設定と展開が魅力。肩代わりによって次々と立場が変わるももえの姿は、予測不能で笑いが止まらない。
- タイトルや設定に遊び心がある作品を求める人: タイトル変化だけでなく、途中で主人公交代、さらに巻によっては別主人公が登場するなど、実験的な試みが満載。普通のコメディでは物足りない読者にぴったり。
- 完結済みの作品を一気読みしたい人: 全6巻とコンパクトながら密度が濃い。続きを待つストレスがなく、電子書籍ならすぐに全巻を手に入れられる。週末の一気読みに最適だ。
- 結城心一の他作品が好きな人: 『となりの801ちゃん』『かんなぎ家へようこそ』などで知られる作者の、独特な作風を味わいたいなら、この作品は外せない。彼のブラックユーモアの真骨頂がここにある。