『ピーチガール』とは? アニメ・実写化もされた「ジェットコースターラブストーリー」
『ピーチガール』は、上田美和先生による大ヒット少女漫画です。講談社にて連載され、コミックスは全18巻で完結しています。 2005年のテレビアニメ化に続き、2017年には山本美月さんと伊野尾慧さんのW主演で実写映画化、さらには台湾や日本国内でドラマ化されるなど、メディアミックスも盛んに行われました。
本作の最大の特徴は、見た目は「ガングロギャル」、しかし中身は超純粋な主人公・ももが繰り広げる、息つく暇もない恋愛模様です。偏見や最強の悪女・さえの妨害に立ち向かうその姿は、平成を代表する名作として今なお多くの読者に支持されています。
あらすじ:見た目は派手でも一途な恋!描かれる波乱の四角関係
日焼けしやすい体質と塩素で脱色した赤い髪のせいで、「遊んでそう」と誤解され続けている女子高生・安達もも。周囲の冷ややかな目とは裏腹に、その実は中学時代からの同級生「とーじ」を一途に想い続ける、誰よりもピュアな乙女でした。
しかし、そんなももの恋路に立ちはだかるのが、唯一の友達だと思っていた柏木さえ。彼女の本性は、他人の持っているモノを何でも欲しがる「最悪の小悪魔」だったのです。ももがとーじを好きだと知るやいなや、さえは嘘や裏切りを駆使した卑劣な罠を次々と仕掛け、ももの恋を引き裂こうと画策します。
傷ついたももを支えたのは、学校一のモテ男・カイリでした。硬派で誠実な本命・とーじへの未練と、チャラいけれどピンチの時には必ず助けてくれるカイリの優しさ。二人の間で揺れ動く恋心と、エスカレートするさえの妨害工作。四角関係が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へとノンストップで突き進みます。
ここが面白い!読者を惹きつけてやまない3つの魅力
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少女漫画界に残る「最強の悪女・さえ」 本作を語る上で外せないのが、ライバル・さえの存在です。息を吐くように嘘をつき、自作自演で被害者を装い、徹底的にももを陥れる手口はまさに悪魔的。しかし、その徹底した悪役ぶりは、読者の怒りを通り越して「次はどんな手を使ってくるのか?」と期待させてしまうほどの強烈な個性を放っています。常軌を逸した暴走っぷりは、ある種の清々しささえ感じさせるでしょう。
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硬派な「とーじ」vs チャラ一途な「カイリ」 不器用ながらも実直にももを想うとーじと、軽薄に見えて実は誰よりももものことを見ているカイリ。タイプの異なる二人のヒーローとの関係性は、読者派閥を二分するほどの盛り上がりを見せます。どちらも魅力的だからこそ、ももが最後にどちらを選ぶのか、最後まで目が離せません。
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外見への偏見を乗り越える「スカッと感」 「ギャル=遊んでいる」という外見だけの偏見に晒され、悔しい思いをしてきたもも。しかし、彼女は持ち前の明るさと強さで誤解を解き、周囲の信頼を勝ち取っていきます。ドロドロとした展開の中にある、ももの人間的な成長と、逆境を跳ね返すカタルシスこそが、本作が単なる恋愛漫画に留まらない理由です。
完結済みの今こそ読みたい!こんな人におすすめ
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ドロドロ&スカッとする恋愛漫画が好きな人 さえの悪行にハラハラし、ももの反撃やヒーローの助けでスカッとする。感情を揺さぶられる展開を楽しみたい方に最適です。
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平成の空気感や名作に触れたい人 ルーズソックスや当時の携帯電話など、平成の空気感を味わいつつ、いつの時代も変わらない「人を見た目で判断しない」という普遍的なテーマに触れることができます。
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続編まで一気読みしたい人 本編全18巻に加え、彼らのその後を描いた続編『ピーチガールNEXT』も完結済みです。高校時代の激動の恋から、大人になった彼らが迎える新たな結末まで、二つの物語をまとめて一気に楽しめます。