『どうにかなる日々』作品概要
『どうにかなる日々』は、志村貴子によるオムニバス形式の短編集で、太田出版より全2巻で完結しています。日常の中のちょっと変わった恋愛模様を描く本作は、2020年にアニメ映画化され話題を集めました。淡く繊細な心理描写と、切なくも温かい余韻が特徴で、大人の恋愛ドラマやLGBTQ+テーマに興味がある層に広く支持されています。
あらすじ
第1話では、ダンナに逃げられた人妻とアルバイトの青年の出会いが描かれます。日常の中に潜む恋の始まりが繊細に綴られる一方、全体を通して「今はもう身の回りからいなくなってしまったけれど、かつて近くにいた誰かを思い出す」というテーマが各エピソードを結びつけています。大人の男女、ゲイ、レズビアン、近親相姦、幽霊など、多様なキャラクター同士の関係性がフラットに描かれ、どの話も短編ながら深い余韻を残します。
魅力ポイント
志村貴子の真骨頂とも言える、多様な恋愛の形へのまなざし。どのエピソードも短くまとまっているため、一気読みに最適な構成です。さらにアニメ映画版は映像美とクリープハイプの音楽が作品の世界観を一層引き立てており、原作を読んだ後に鑑賞することでより深く味わえます。
こんな方におすすめ
- 大人の恋愛ドラマをじっくり味わいたい方
- LGBTQ+テーマに興味がある方
- 短編集でサクッと読める作品を探している方
完結済みで全2巻のため、気軽に手に取れる一冊です。アニメ映画公開を機に、ぜひ原作の世界に触れてみてください。