『ワイルド7』とは?悪をもって悪を制す衝撃のダークヒーロー像
『ワイルド7』は、巨匠・望月三起也が世に送り出した、超法規的警察組織の活躍を描くバイオレンスアクションの傑作です。少年画報社より発行され、その過激かつ痛快な設定は、連載終了から半世紀を経た今もなお多くのファンに支持されています。「悪をもって悪を制す」を信条に、犯罪者の中から選抜された7人のメンバーが、法で裁けぬ巨悪を即断即決で処刑する――現代のコンプライアンスでは描ききれないこのカタルシスこそが本作の真骨頂。1972年のテレビドラマ化をはじめ、OVAや2011年の実写映画化など、時代を超えて様々なメディアで展開されてきました。
即刻処刑の特権!飛葉大陸と7台の大型バイクが疾走するあらすじ
物語の主役は、警視庁のキャリア官僚・草波勝によって極秘裏に組織された特殊部隊「ワイルド7」。彼らに与えられた任務は、逮捕状も裁判も証拠さえも必要とせず、凶悪犯をその場で「退治」すること。メンバーは全員が元犯罪者の猛者たちであり、リーダーを務めるのは少年院の脱走常習犯・飛葉大陸です。
「地獄からきた警察」と恐れられる彼らは、高性能な大型バイクと強力な火器を自在に操り、街を脅かす悪党たちを追い詰めていきます。物語は単なるギャング狩りに留まらず、やがて国家ぐるみの巨大な陰謀や、国際的なテロ組織との死闘へとスケールアップ。法が機能しない腐敗した社会に風穴を開けるため、命知らずのアウトローたちが疾走する姿は、読む者の胸を熱くします。
『ワイルド7』が昭和漫画の傑作と称される3つの魅力
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【毒をもって毒を制すカタルシス】 本作の最大の魅力は、その徹底したダークヒーロー性にあります。法律の抜け穴をくぐる卑劣な悪党たちを、元悪党であるワイルド7が容赦なく叩き潰す様は爽快そのもの。綺麗事抜きで悪を断つその姿勢は、現代のアクション作品では味わえない強烈なインパクトとカタルシスを読者に与えてくれます。
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【望月三起也による映画的演出と重厚なメカ描写】 作者・望月三起也先生の描くアクションシーンは、まるで映画を見ているかのような臨場感に満ちています。大胆な構図とスピーディーな展開、そして何よりバイクや銃器(ガン)の描写における執念とも言えるディテールへのこだわりが、作品世界への深い没入感を生み出しています。硝煙の匂いまで漂ってきそうなリアリティは必見です。
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【漫画史に刻まれた衝撃の最終回】 ファンの間で語り草となっているのが、最終章「魔像の十字路」です。長く続いた戦いの果てに待ち受ける結末は、多くの読者に深い衝撃と感動を刻み込みました。仲間たちとの絆、そして壮絶な生き様が凝縮されたラストは、本作が単なるアクション漫画の枠を超え、名作と称される所以となっています。
『ワイルド7』はこんな人におすすめ!今こそ電子書籍で一気読みすべき理由
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【バイオレンスアクションでストレス発散したい人】 「悪即斬」の精神で悪党が次々と処刑されていく展開は、日頃のストレスを吹き飛ばすのに最適です。理屈抜きの面白さとスピード感を求めている方には、これ以上ない極上のエンターテインメントとなるでしょう。
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【バイクやミリタリーにこだわりがある人】 作中に登場するバイクや銃器は実在のモデルをベースに極めて緻密に描かれており、マニアも唸るクオリティです。メカニックが単なる道具ではなく、キャラクターの一部として機能している点も、こだわりのある読者にはたまらないポイントです。
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【昭和のレジェンド漫画・名作を体験したい人】 全48巻という壮大なサーガですが、完結済みであるため、物語の最後まで一気に駆け抜けることができます。日本の漫画史を語る上で避けては通れないバイブル的傑作。電子書籍で手軽に全巻を揃えられる今こそ、その物語を目撃する絶好のチャンスです。