F1ブームを牽引した伝説!『F(エフ)』が電子書籍で蘇る
六田登による、1980年代後半のF1ブームを熱狂の渦に巻き込んだ伝説のレース漫画です。全28巻(文庫版全19巻)で完結しており、テレビアニメ化も果たしました。特に電子書籍版(完全版・ディレクターズカット版)は、雑誌掲載時の2色カラー原稿をフルカラーで再現し、著者自身による加筆修正も行われた「真の姿」で作品世界を堪能できる決定版となっています。
「なんぴとたりとも俺の前は走らせねェ」赤木軍馬の破天荒な挑戦
物語の主人公は、大財閥・赤木グループ総帥の妾の子として生まれた野生児、赤木軍馬。「なんぴとたりとも俺の前は走らせねェ」という強烈な信念と、父への激しい憎しみを原動力に、彼はレースの世界へと殴り込みをかけます。
伝説の幕開けは、サーキットではなく田舎の公道でした。改造トラクターでポルシェを追い回すという常識外れの行動から、彼の規格外の才能が爆発します。国内の入門カテゴリーであるFJ1600から始まり、F3、F3000、そして最高峰のF1へ。単なるサクセスストーリーとは一線を画す、過酷な運命と戦い続ける男の壮絶なサーキット・サーガです。
単なるレース漫画ではない!『F』が読者の心を掴んで離さない3つの理由
-
【電子書籍版の衝撃】当時の熱量を「完全版」で再体験 かつて紙の単行本で読んだ世代にこそ体験してほしいのが、電子書籍ならではの「復刻」要素です。雑誌掲載時に描かれた「2色カラー」原稿がフルカラーで再現されているほか、著者による入魂の加筆修正が施されています。当時の熱狂はそのままに、より鮮烈で迫力ある画面構成で名作が蘇ります。
-
【圧倒的カリスマ】赤木軍馬という「劇薬」 主人公・軍馬は、品行方正なヒーロー像とは対極に位置します。暴力的で自分勝手、しかし誰よりも純粋に「速さ」を求めるその姿は、見る者を惹きつけてやみません。常識やルールを破壊しながら突き進む彼の生き様は、読む者に強烈なカタルシスと、ある種の畏怖さえ与えます。
-
【重厚な人間ドラマ】レースの裏にある愛憎と業 本作の真髄は、マシンのスペック争い以上に、登場人物たちが織りなす濃厚な人間ドラマにあります。親子の確執、異母兄弟との愛憎、そしてライバルや仲間たちを襲うあまりにも過酷な運命。昼ドラ以上にドロドロとした因縁と、命を削るようなヒューマンドラマが、読者の心を深く抉ります。
かつてのF1少年も、初めて読む世代も。『F』はこんな人におすすめ
- かつてF1ブームに熱狂した世代 当時の記憶が蘇るだけでなく、電子版ならではの美しい彩色と修正によって、名作を「新しい体験」として味わい直したい方に最適です。
- 刺激的な「アドレナリンが出る」漫画を読みたい人 予定調和な展開や、ただのスポーツ漫画では満足できない方へ。常識外れの主人公が巻き起こす嵐のような物語は、確かな刺激を与えてくれます。
- きれいごとのない、骨太な人間ドラマに浸りたい人 レースの勝敗だけでなく、人間の業や因縁、逃れられない宿命を描いた大河ドラマのような読み応えを求めている方におすすめです。